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目的 PURPOSE 課題 PROBLEM 効果 EFFECT 概要 OVERVIEW 結果報告 REPORT 目指す未来 VISION

徳島市における 南海トラフ地震の 影響を受けにくい 映像情報伝送システムの 実証

2024. 01.10 Wed. 10:00-

in TOKUSHIMA CITY 徳島市(金沢町、川内町小松海岸)

令和5年度 地域デジタル基盤活⽤推進事業 (実証事業⼆次)

PURPOSE

徳島市が掲げるアウトカム目標は「死亡者ゼロ」です。
しかしながら実際に災害が発生したときには、様々な困難があります。

私たちは南海トラフ地震が発生したとしても
地震の影響を受けにくい体制を構築し、
他地域へ横展開し持続可能な日本社会を構築することに貢献します。

PROBLEM

徳島市の災害情報の収集手段は、主として電話、FAXによる音声・文字情報であり、現場の状況を広く正確にリアルタイムに把握することが困難であり、災害応急対策の初動に困難を来す状況にある。

EFFECT

必要な技術と人的リソースを補う産学官連携による本提案で地域住民へ安心安全を届けることが期待されると同時に、南海トラフ地震発生時の行動方針決定に資する「情報収集」1における正確で迅速な災害応急対策の初動が期待される。

※横へスクロールできます

捜索手段の比較

比較の要因

徒歩による職員派遣

車両による職員派遣

ドローンの派遣

職員の安全性

住民の安全性

荒天時適応性(強風・大雨)

夜間運用

通信インフラダウン時の運用

悪路活動(ゴミ・液状化等)

検索活動の範囲

現地への到達時間

捜索・救助への期待値
(総合評価)

✕ : 不可  △ : 可能  ○ : 適  ◎ : 最適

※1 レベル4をクリアした機体の場合は「○」
※2 Starlink等、地上インフラの影響を受けない通信が導入できれば「○」
※3 実証実験結果による。

OVERVIEW

想定する運用(運用主体:徳島市受益者:徳島市における被災者)引き波で海に流された人や浸水地域に取り残された人、特に通信手段を失い救助要請ができない要救助者を、まず、令和5年度に整備する眉山高所カメラにより広範囲を捜索する。要救助者を発見したならば、ドローンを派遣し、ドローンからの声かけ・励ましを行うとともに、救助に必要な情報を取得して、空からの救助活動(県への救助要請)に反映する等、助かった命を繋いでいく。

事業名

南海トラフ地震に影響を受けにくい映像伝送システムの導入

実施日

2024年1月10日(水)10時〜※雨天の場合は、1月17日(水)に順延

実施場所

徳島市(金沢町、川内町小松海岸)

実証内容

Wi-Fi HaLowとカメラ、RTK-GNSS搭載ドローンを活用した多層的な連携モデルにより、徳島市における南海トラフ地震の影響を受けにくい映像情報伝送システムの実証を実施。

実証地域

徳島市(金沢町、川内町小松海岸)

通信技術

Wi-Fi HaLow

実施体制

実施体制の図

より詳しく実証概要を知る

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実証公表用資料

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視察会のご案内

REPORT

2024年1月10日(水)10時〜 実証実験が無事終了いたしました。
当日のレポートをご報告させていただきます。
多くの方々のご協力に感謝いたします。

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実証公表用資料

VISION

本実証実験において、Wi-Fi HaLowとカメラ、
RTK-GNSS搭載ドローンによる自動航行を活用し被災状況の
情報収集を行うことで、救助の優先順位付けを行い
発見遅れによる死亡者ゼロを目指す。

本実証実験で得られた知見をパッケージ化し次年度以降、
他の自治体等へ横展開を行い、南海トラフ地震の影響を受けにくい
安心安全なまちづくりに寄与することを目標とする。